四日市 特産かぶせ茶初摘み 姉さんかぶり姿 三重

【新茶を手摘みする地元女性ら=四日市市水沢町の安田製茶で】

【四日市】東海3県の茶生産地に先駆け、三重県四日市市水沢町の安田製茶(安田長功代表)は11日、ビニールハウス内で育てた特産かぶせ茶の初摘みをした。

そろいの紺がすりに姉さんかぶり姿の地元農家女性ら5人が、新芽の先端部分を丁寧に摘み取った。収穫した20キロほどの新茶葉は市茶業振興センターで製茶後、伊勢神宮や地元の足見田神社に奉納するほか、市長や関係者らに贈るという。

水沢特産のかぶせ茶は、黒い遮光ネット(寒冷紗)をかぶせて日光を避けることで甘みが増し、渋みの少ないまろやかな味に仕上がるという。

1月から2月にかけてのの寒さで、例年に比べて芽吹きが一週間ほど遅れたという。安田代表(55)は「コロナ禍で自宅で過ごす時間が多い中、かぶせ茶本来の甘みと深い味わいを急須でゆっくりと楽しんでいただきたい」と話していた。