壁面丸い家型埴輪 松阪で14日まで展示 三重

【壁面が丸い家形埴輪=松阪市外五曲町のはにわ館で】

【松阪】三重県の松阪市文化財センターはこのほど、同市外五曲町のはにわ館第2展示室で冬季企画展「こんなの出ました!in松阪2007」を始めた。清水谷6号墳(同市嬉野天花寺町)で見つかった、屋根は四角だが壁面は丸い全国的にも珍しい家形埴輪(はにわ)をロビーで展示している。会期は14日まで。

市内で平成24年度から令和元年度まで実施した発掘調査や範囲確認調査で出土した遺物を初公開を含め展示している。古代から中世まで12遺跡一古墳を取り上げる。

松坂城跡の石垣の積み直しで見つかった瓦などが並び、旧松阪市章と同じデザインが入った陶器片がある。

清水谷古墳の家形埴輪は5世紀終わりに造られた円墳を巡る溝から出土し、ほぼ完全な形に復元できた。屋根は四角だが壁面は円筒状で丸く、全国で他に出土例がない。入り口と窓を表現したとみられる2つの穴がある。

入館料は110円。18歳以下無料。問い合わせは同センター=電話0598(26)7330=へ。