大台町にブランドホテル マリオット開業、道の駅隣 積水ハウスとプロジェクト 三重

【開業したフェアフィールド・バイ・マリオット・三重おおだい=大台町佐原で】

【多気郡】積水ハウス(大阪市北区)とマリオット・インターナショナル(米国メリーランド州)は9日、三重県大台町佐原の道の駅「奥伊勢おおだい」隣にホテル「フェアフィールド・バイ・マリオット・三重おおだい」を開業した。フェアフィールドは昨年日本に初進出した宿泊特化型ホテルブランド。道の駅に隣接して展開する「道の駅プロジェクト」として県内2番目となる。

同プロジェクトは訪日外国人客の増加を見込み、2025年までに25道府県、約3千室規模へ拡大する。今年は国内6カ所に開業し、2022年3月までに6府県15カ所、2022年春以降に5道県11カ所で開業予定。昨年10月12日に御浜町阿田和に「三重御浜」を開業した。

ホテルは3階建て延べ2700平方メートル、72室。レストランや売店を置かず、道の駅など地域の店で飲食したり土産物を購入してもらう。宿泊客は国内客、海外客で半々を見込む。

同プロジェクトは地域経済の活性化を目指し、25道府県の自治体、38社と連携している。大台町では町内の旅行業「ベルデ大台ツーリズム」やアウトドア総合メーカー「モンベル」と協力。町全体が大台ヶ原・大峯山・大杉谷ユネスコエコパークに登録され、登山やカヌー、自転車などアウトドア観光を提案していく。

積水ハウスの石井徹専務やマリオットのカール・ハドソン日本&グアム担当エリアヴァイスプレジデント、来賓の大森正信町長らがテープカットした。

石井専務は「外国人が地方へ旅行する時、安心して泊まれるホテルが残念ながら少なく、プロジェクトを始めた。地域を渡り歩く拠点にして新しいお客、消費を生み出す。プロジェクトのスタートに過ぎない」と抱負を語った。

ハドソン氏は「フェアフィールドは1987に開業し、世界に1100カ所以上ある。欧米流サービスを受けることができる。会員が継続的に来てくれる」とあいさつ。

大森町長は「町とコラボしながら発展を遂げていきたい」と歓迎した。