住民向けワクチン22市町に 早くて来月中旬に接種 三重

鈴木英敬知事は8日の定例記者会見で、4月中に届く住民接種向けの新型コロナウイルスワクチンを、22市町に1箱ずつ搬送する考えを示した。搬送先の市町では、早ければ4月中旬にも接種が始まる。

県によると、4月は5日からの週に2箱、12日からの週と19日からの週に各10箱が県内に届く予定。これら22箱のワクチンは、1バイアル当たり5回換算で2万1450回分の接種に相当する。

一方、厚労省は22箱を県内に搬送した後の予定について「4月26日の週には全市町に1箱ずつ搬送する」と県に通知しているというが、県は「まだ確定したスケジュールではない」としている。

鈴木知事は会見で、22箱の搬送先について「だいたいは決まっている。おそらく22市町に配分することになる」との見通しを示した。搬送する市町については「近々に公表したい」と語った。

搬送先の選定に当たっては、市長会と県市長会から「県に決めてもらっても良い。客観的に判断してほしい」との返答を受けていると説明。「例えば高齢者の人口などを勘案して決めたい」と述べた。

また、全ての市町で同じ時期に接種が始まらない見通しとなったことには「市町は接種の体制を整え、クーポンも配って準備万端と思っていたところ。22箱を小分けすることも難しい」と指摘した。