柔道、動画アプリで学ぶ 皇學館大佐藤監督ら監修 三重

【開発した柔道動画アプリを紹介する皇學館大の佐藤准教授=伊勢市内の同大で】

皇學館大(三重県伊勢市)柔道部の佐藤武尊監督(36)らが監修した、柔道を基礎から学ぶ動画配信アプリ「Judo sensei!」をシステム開発事業の「アイエンター」(本社・東京)が制作した。嘉納治五郎(1860~1938年)が創始した講道館柔道の礼法から技までを日本語と英語で丁寧に紹介している。国内外の柔道愛好家のほか武道必修化で生徒を指導する教員にも活用して欲しいという。

神奈川県出身の佐藤監督は現役時代、100キロ超級で全日本選抜体重別選手権、講道館杯全日本柔道体重別選手権の両大会準優勝などの実績がある。2012年から皇學館大の教員になり現在教育学部准教授。全柔連強化委員会科学研究部で調査分析主任も務める。

柔道の指導で派遣された海外で「正しい情報が伝わっていない」と感じた事がアプリ開発のきっかけになった。学内で撮影した柔道部員の実技の映像に日本語、英語で解説をつけ、英語版は柔道有段者のクリストファー・メイヨー文学部教授が担当。字幕もつけ、分かりやすさを心がけている。

配信する動画は順次増やす予定で、柔道選手のためのスポーツ栄養学なども考えているという。佐藤監督は「日本の柔道家がつくる、世界初のアプリ。さまざまな情報を伊勢から世界に発信していきたい」と話す。アプリはダウンロードサイト「App Store」や「Google Play」から入手できる。一部有料だが礼法は無料で公開している。