紀勢道、国交省の4車線化 勢和多気―大宮大台候補に 三重

国交省は5日、紀勢自動車道の勢和多気JCT(ジャンクション)―大宮大台IC(インターチェンジ)間を4車線化の候補に選定したと発表した。年度内にも4車線化に向けた手続きを進める方針。

県によると、対象区間の延長は10・9キロで、事業費は約600億円。道路を管理する中日本高速道路が国の財政投融資を活用して整備する。詳細な完成時期は未定だが、国は令和15年までの完成を目指す。

紀勢道は一部区間が開通した平成18年3月以降、暫定2車線が続いている。国交省は4月、大宮大台IC―紀勢大内山IC間の一部(6・2キロ)の4車線化を事業化し、中日本高速道路が設計を進めている。

紀勢道の4車線化を巡っては、道路の一部で控える大規模修繕に向けて迂回(うかい)路を確保する必要があることから、県や沿線市町でつくる建設促進期成同盟会などが早期の4車線化を国に要望していた。

鈴木英敬知事は5日のぶら下がり会見で「大規模災害発生時の救援や復興などで重要な役割を担う紀勢道の4車線化は喫緊の課題だった。要望に尽力した皆さんに感謝し、早期の完成を期待する」と述べた。