伊勢 ハーフマラソンマスターズM40 松岡さん、日本記録上回る 三重

【全日本実業団ハーフマラソンでの記録証明書を手にする松岡さん=伊勢市役所で】

【伊勢】2月に山口県で開催された第49回全日本実業団ハーフマラソンで、三重県伊勢市小俣町の松岡直希さん(40)=andrun所属=が、1時間5分57秒を記録し、マスターズ陸上競技M40(40―44歳)クラスの日本記録を上回った。これまでの日本記録を約1分40秒縮める好タイム。松岡さんは「素直にうれしい。まだまだ進化している。自分の無限の可能性にチャレンジし続けたい」と意欲をみせる。

小学生のころから長距離が得意で、中学校で陸上部に入部。陸上競技の強豪県立宇治山田商業高に進学し、2年先輩だったアテネ五輪マラソン金メダリスト野口みずきさんとも練習を共にしたという。大学に進学し、競技を続けるも目立った成績はなく、卒業後は愛知や三重県の学校で体育講師を務めながら、市民ランナーとして走り続けた。

学生時代は結果が出せなかったものの、30歳を迎えたころから徐々に成績を上げ、35歳でハーフマラソンマスターズM35(35―39歳)で日本記録を樹立。今回の大会でたたき出した記録は、自身が保持するM35日本記録も上回った。日本マスターズ陸上競技連合に申請、認定されると正式な記録となる。

伊勢市役所でこのほど、鈴木健一市長に報告した。現在は名古屋市のジムでトレーナーをしながら毎日練習を積み、大会前になると、一日20~50キロを走り込むという。「粘り強くやってきてようやく花咲いた。まだ完全燃焼していない。記録をさらに更新し、最終的には世界マスターズで、金メダリストになりたい」と話した。