伊勢茶の入れ方学ぶ 県議や職員、おいしさ再確認 三重

【茶の入れ方を学ぶ県職員ら=三重県議会議事堂で】

新型コロナウイルスの感染拡大で消費が落ち込む伊勢茶の需要を喚起するため、三重県議会と県茶業会議所は5日、県議会議事堂で、茶の入れ方を学ぶ「おいしい伊勢茶の淹(い)れ方教室」を開いた。県議や県職員ら約百人が参加し、自分で入れた茶を味わった。

伊勢茶のおいしさを再確認してもらおうと企画。感染症対策のため、1回当たりの参加者を20人に制限し、5回に分けて実施した。県立飯南高校(松阪市)の美術部員6人も協力し、ジュゴンや安乗フグなど県にちなんだイラストを施した緑茶ラテを振る舞った。

教室では、かぶせ茶と深蒸し茶それぞれの入れ方を紹介。参加者らは適温に冷ました湯を茶葉の入った急須に注ぎ、茶を湯飲みについで味わった。講師を務めた萩村製茶(四日市市)の萩村浩史取締役は「最後まで注ぎきることが大事」とアドバイスしていた。

県によると、本年度に県内で生産された茶は例年と比べて2割減少し、単価も2割ほど落ち込んだ。大量の買い付けが期待された東京五輪の開催が延期になった上、外出自粛に伴ってペットボトル茶の需要が落ち込み、新茶シーズンの販売も振るわなかった。