松阪市 一人親・多子世帯に5万円 10億円減額補正 三重

【補正予算案を発表する竹上市長=松阪市役所で】

【松阪】三重県の松阪市は5日、令和2年度一般会計補正予算案を発表した。10億8735万円減額する最終補正で、補正後の予算額は910億6847万円。新型コロナウイルス感染症対策の定額給付金のため、最終補正後の予算額では過去最大規模となった。9日に市議会定例会へ提出する。

歳入では財政調整基金繰入金を20億426万円減額し、国が新設した減収補填(ほてん)債の借り入れが3億2604万円。

歳出ではコロナ対応地方創生臨時交付金対象事業費を5億704万円減額。市民病院衛生費3680万円が全額国補助に変わるなどで事業費を清算した。

市独自に1人親世帯と子ども4人以上の多子世帯へ臨時特別給付金を1世帯5万円支給するため1億2775万円を計上した。1人親世帯は1720世帯、1億1348万円を、多子世帯は285世帯、1427万円をそれぞれ見込む。

記者会見した竹上真人市長は「一人親が多く働くサービス業は業績が悪化している。多子世帯は前から気になっていた。何とか年度末を乗り切ってほしい」と説明した。