三重県 警戒宣言あす解除 県外移動「慎重な検討を」 対策本部員会議で決定

【記者会見で、緊急警戒宣言の解除を決めたと発表する鈴木知事=三重県庁で】

三重県は5日の新型コロナウイルス感染症対策本部員会議で、県独自の緊急警戒宣言を7日までで解除すると決めた。県内での移動自粛の呼び掛けは解除しつつ、県境をまたぐ移動は「慎重な検討」を求める。鈴木英敬知事は「気の緩みがリバウンドにつながる」とし、引き続き対策を徹底するよう県民に呼び掛けた。

県によると、感染者数の減少傾向が続いていることから解除を決定。直近1週間の新規感染者数は人口10万人当たり2・71人となり、宣言を発出した1月14日時点の2割程度に減少している。

宣言で「慎重な検討」を求めていた県内移動に関する呼び掛けは7日で解除する。県境をまたぐ移動自粛は新型コロナ対応の特措法に基づく協力要請としては解除するが、解除後も「慎重な検討」を求める。

また、緊急事態宣言が続く1都3県のほか、営業時短要請や「まん延防止等重点措置」が出ているエリアへの移動については「生活の維持に必要な場合」を除いて避けるよう、特措法に基づいて要請する。

大人数、長時間に及ぶ飲食の自粛も特措法に基づく協力要請としては解除しつつ、引き続き控えるよう呼び掛ける。入学や転勤などで転入・転出する人には、2週間前からの体調管理を新たに求める。

鈴木知事は会議後の記者会見で、宣言解除の理由について「感染者は減少傾向となり、病床使用率や入院調整中の感染者も減っている。クラスター(感染者集団)も一定収束のめどがついている」と述べた。

一方で「各地でリバウンドを防ぐ対策が実施され、引き続き高い警戒感を持つ必要がある」と指摘。「県外への移動は極めて慎重にしてもらいたい。県内の移動も基本的な対策を取ることが前提」と語った。