風合いを生かした26点 三輪さん伊勢和紙で写真展 三重

【水没林の風景を伊勢和紙に写し出した作品を紹介する三輪さん=伊勢市大世古の伊勢和紙ギャラリーで】

【伊勢】伝統工芸の伊勢和紙を使った写真展「水光」が、三重県伊勢市大世古の大豊和紙工業伊勢和紙ギャラリーで開かれている。写真家・三輪薫さん(72)=相模原市=が、各地で撮影した水辺の風景を和紙の風合いを生かして写し出した26点が並ぶ。28日まで。

湯西川(日光市)のダム湖で収めた幻想的な水没林、沖縄の波立つ青い海、岸壁に打ち寄せる波や桜の花びら漂う穏やかな水面など、手すきや機械すきの多様な和紙を使い分けて絵画のように表現した作品がそろう。

三輪さんは「動物が生きるために欠かせない水。時に荒々しく、時に優しく、いろんな表情をみせてくれる。コロナ禍だからこそ、美しい自然や芸術に触れ、安らぎを感じてほしい」と話していた。

三輪さんが主宰する写真講座のメンバー14人による作品展も同時開催している。