三重県 独自警戒宣言7日解除 移動自粛要請は継続

【ぶら下がり会見で、県内の感染状況を説明する鈴木知事=県庁で】

鈴木英敬三重県知事は4日のぶら下がり会見で、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急警戒宣言を7日で解除すると表明した。感染者の減少が続いているため。5日の感染症対策本部員会議で正式に決定する。

県によると、緊急警戒宣言は愛知、岐阜両県が緊急事態宣言の対象地域となったことなどを受けて1月14日に発出。当初は先月7日を期限としたが、両県の対応などを踏まえて今月7日までに延長していた。

一方、営業時短要請や緊急事態宣言が出ている都道府県への訪問は、宣言解除後も自粛するよう県民に要請する方針。大人数で長時間に及んだりする飲食にも参加しないよう引き続き呼び掛ける。

宣言解除後に予定する県民向けの観光クーポンも、宣言解除直後には発行しない方針。飲食店支援策「三重GoToイートキャンペーン」の利用人数制限を解除する時期も「今しばらく見極める」という。

鈴木知事は宣言解除の理由について「県外との往来や飲食に由来する感染が激減するなど、対策の効果が得られた。病床使用率も30%を下回り、入院調整中の患者もほぼ解消された」などと説明した。

その上で「この成果が水泡に帰すことが絶対にあってはならない。リバウンドの防止に万全を期す」と強調。「大切な家族や自身の命を守るため、引き続き感染防止対策を徹底してほしい」と呼び掛けた。