津市・自治会補助金支出 確認方法見直しへ 三重

【津】相生町自治会長が自治会の掲示板の設置で津市から補助金をだまし取ったとされる詐欺事件を受け、前葉泰幸市長は3日の市議会3月定例会で、自治会への補助金交付で「何らかの対策を取らなければならない」として、チェック体制を見直す考えを示した。桂三発議員(一期一会)の会派代表質問に答えた。

市によると、補助金をだまし取られたとされる掲示板の設置には、申請内容を実際に現地確認する仕組みはない。一方、本年度から補助を始めた防犯カメラの設置は手続きが煩雑なため、チェックシートで確認している。

桂議員は「ほとんどの自治会長は本当に真面目な人たちだが、(不正に受け取る人が)一人出ただけで確認が必要になる」と指摘。「悪さができないよう簡単にチェックする形にしてほしい」と求めた。

前葉市長は「防犯カメラ設置の補助金申請ではチェックシートがあり、一定の効果を果たしている」と説明。「以前からある補助金制度は性善説を基本にしているので、十分に機能していないのであれば対策を取る」と答弁した。