宣言解除も「感染防止徹底を」 東海3県知事が共同メッセージ 三重

【東海3県知事のオンライン会議で、県内の感染状況を報告する鈴木知事=三重県庁で】

特措法に基づく緊急事態宣言が先月末に愛知、岐阜両県で解除されたことを受け、東海3県知事は3日、オンライン会議を開き、各県民に向けて「引き続き最大限の警戒感を持って、感染防止対策を徹底してほしい」との共同メッセージを発表した。

共同メッセージでは、歓送迎会や花見に伴う宴会などは自粛するよう要請。感染が拡大している地域への旅行を控えるよう求めたほか、緊急事態宣言が継続している一都3県や感染者が多数発生している地域への不要不急の移動も自粛するよう呼び掛けた。

鈴木英敬知事は会議で、県内の感染状況について1月以降にクラスターの発生が相次ぎ、医療機関や社会福祉施設で10件発生したと報告。「市内の感染が抑えきれずに医療機関や社会福祉施設にウイルスが持ち込まれた可能性がある」と説明した。

県が独自に発出している緊急警戒宣言が7日に期限を迎えることにも触れ「感染者数は減少しているものの、病床使用率がまだ30%ほどで推移している。年度の切り替わりで感染の再拡大をどう阻止するか、取り組みを検討している」と述べた。

鈴木知事は会議後のぶら下がり会見で、花見に伴う宴会などの自粛を求めることについて「穏やかな春や楽しい夏を迎えられるように協力してほしい。花見も桜を見て楽しむのは良いと思うので感染対策を踏まえた楽しみ方をしてもらえたら」と理解を求めた。