宿泊施設療養、対象拡大 感染症対策協議会で三重県 病床逼迫時、40歳以上に

三重県は2日夜の新型コロナウイルス感染症対策協議会で、入院を経ずに宿泊施設での療養を可能とする感染者の対象年齢を、病床逼迫(ひっぱく)時には40歳以上にも拡大する考えを示した。

県によると、現状では40歳未満の無症状者らに限って入院を経ずに宿泊施設で療養することを認めているが、40歳―65歳までの無症状者も対象に加える。65歳以上は従来通り入院を原則とする。

病床使用率が3日連続で40%以上となった場合などを、対象年齢を拡大する目安としている。県内では先月22日から、病床使用率が40%を下回っている。

宿泊施設の運用を巡っては、病床逼迫(ひっぱく)時に若年層が施設に搬送される一方、入院先が決まらない40歳以上が自宅待機となる事態が発生。協議会の出席者が「逆転現象だ」として運用の見直しを求めていた。

この日の協議会では、出席者から「宿泊療養施設は増やさないのか」との質問が上がった。県の担当者は「施設で勤務する看護師の確保が難しい。既に確保している施設での部屋を増やしたい」と返答した。