志摩で収穫、オリーブオイル限定販売 地中海村、初商品化 三重

【志摩地中海村で限定販売している志摩産オリーブオイル(志摩市提供)】

【志摩】三重県志摩市は市内で昨年秋に収穫したオリーブだけを使った志摩産オリーブオイルを初めて商品化した。「Villege&Hotel 志摩地中海村」(同市浜島町迫子)で数量限定で販売している。

同市では獣害被害の少ない地域振興作物の1つとして平成23年度から市内の希望者にオリーブの苗木を配布して栽培を推奨。事業に賛同した百五銀行と26年に地域活性化連携協定を締結、翌27年に研究会を立ち上げ、本格的にオリーブ栽培を開始した。

29年度から収穫したオリーブの搾油を開始したが、台風や虫害により安定した収穫量の確保に難航していたという。昨年秋にようやく目標としていた100キロを超える122・3キロを収穫し、7・2リットルのオリーブオイルの精製に成功したことから、研究会会員でもあった志摩地中海村での販売を決めた。

担当する同市農林課の池内健さん(36)は「想定しなかった量で感慨深い。ここにしかない限定品をご賞味いただきたい」と話した。

また志摩地中海村の大西晶社長も「手摘みで絞りたてのフレッシュな風味が特徴。生野菜など火を通さない料理に合うのでぜひ手にとって欲しい」と話した。

京都府宮津市の製造会社に搾油を依頼し、1ビン100ミリリットル入りで限定47本を販売。税込み4800円。志摩地中海村セレクトショップのほか、オンライン注文も受け付ける。問い合わせは同社=電話0599(52)1226=へ。