多気町 新年度当初予算は76億円 「子育て、移住に注力」 三重

【記者会見する久保町長=多気町役場で】

【多気郡】三重県多気町は2日、令和3年度一般会計当初予算案を発表した。前年度比0・6%減の76億4300万円。5日開会の町議会定例会に提出する。

記者会見した久保行央町長は「多気クリスタルタウン工業ゾーンはほぼ売却でき、商業リゾート施設のヴィソンが4月29日に第1期がオープンする。多気町に来て、働いて、子どもを産んでほしい。子育て、移住に力を入れていきたい」と話した。

歳入では町税が同4・9%減の22億4865万円、地方交付税が同4・5%増の20億8千万円。

ふるさと納税をふるさと応援基金に同100%増の1億6951万円積み立て、子育て支援事業などに充てる。2年度のふるさと納税は前年度の約1・8倍の9億円弱が寄せられた。返礼品は松阪牛が最も多く、コロナキャンペーンで増やした。

歳出では、1800万円かけて「子育て世帯応援金」給付事業を開始し、出産、小学校入学、中学校入学で5万円を支給する。

移住定住促進補助金も新しく設け2300万円を充てる。住宅新築や中古住宅購入・リフォームに対し200万円を上限として1割を補助する。Uターンの場合は30万円を上乗せする。

デジタル戦略室を新設し、8643万円を計上。3―5年度に勢和振興事務所兼勢和公民館を新築し、3年度分3552万円を盛り込んだ。