三重県 本年度予算 146億円を減額補正 企業業績悪化で税収減

三重県は2日、146億7800万円を減額する本年度一般会計最終補正予算案を発表した。新型コロナウイルス対策には1億7300万円を追加。5日の県議会2月定例月会議本会議に提出する。

県によると、企業の業績悪化による税収の減少や年度内の公共事業費などが当初の見込みを下回ったことが減額の主な理由。補正後の一般会計予算は8651億4700万円で過去最大となる。

県税収入は21億5400万円を減額。このうち法人事業税の減収が17億6100万円を占める。これにより、本年度の県税収入は前年度比3%減の2465億6700万円となる。

新型コロナ対策では、血中酸素濃度を測る医療機器「パルスオキシメーター」を購入し、入院調整中の感染者に貸与する事業に1800万円を計上。感染者を搬送する車両の購入に2500万円を充てる。

また、県債の将来的な返済に充てる県債管理基金に24億円を積み立て、基金の残高を269億7400万円とする。一方、本年度末時点の積み立て不足は148億7500万円に上る。

このほか、貯金に当たる財政調整基金(財調)からの取り崩しを予定した予算のうち、30億3100万円を減額。これにより、財調の残高は前年同期比25億4400万円増の35億2100万円となる。