大紀町長選 服部氏「期待に応える」 当選証書を授与 三重

【当選証書を受け取る服部氏(右)=大紀町役場議会棟で】

【度会郡】任期満了(3月12日)に伴う三重県の大紀町長選と町議選の投開票から一夜明けた1日、同町役場で当選証書の授与式があり、町長選で初当選した服部吉人氏(62)と新議員11人に町選管の港明春委員長から当選証書が手渡された。

式後に取材に応じた服部氏は、「思った以上にご支援いただいた票の重みを感じる。期待に応えるように頑張っていきたい」とあらためて抱負を語った。

町長就任後に最初に手がける取り組みについては「町民総意の町づくりが第一番。地域や団体の大小関係なく懇談会を開いて皆さんがどう考えているかを聞きたい」とし、4月から各地域で意見交換の場を設けていく考えを示した。

人口減少や高齢化対策については公約に掲げたインターネットを活用した高齢者の安否確認システム構築や農林水産業の後継者育成支援等を挙げ、「1、2年ではできないが時間をかけて取り組みたい」と説明。また「切磋琢磨するためにはある程度の人数が必要」として小中学校統合に向けた意欲も示した。

防災については自主防災組織の充実や町民会議の見直しに言及。争点となった錦地区の防潮堤建設工事については「地域の理解を得るためにいったん立ち止まる必要がある。環境や水産、財政への影響を考えて方向性を決めたい」と述べた。