夫婦別姓に「賛成」 三重県議会正副議長が見解 自民議員の反対文書には指摘

日沖正信三重県議会議長は1日の定例記者会見で、自民党の国会議員有志が都道府県議長の一部に選択的夫婦別姓制度導入に賛同する意見書を採択しないよう求める文書を送った問題について、県議会には届いていないことを明らかにした。選択的夫婦別姓制度の導入には、正副議長共に賛成の見解を示した。

日沖議長は「そういった要請をされていることは新聞で知っているが、私のところには届いていない。われわれは地方議会として判断をさせてもらうことになる。強制されることではないと思う」と述べた。

服部富男副議長は「地方議会に国から文書を提出するのは、あまりよろしくないのではないか。地方議員にも意見がある」と指摘しつつ「47都道府県に提出いただいた方が良いのではないか」とも語った。

また、選択的夫婦別姓制度の導入に対する考えを問われた日沖議長は「あくまでも個人の考えだが、別姓に反対する考えはない」と述べた。服部副議長も「個人の見解だが、別姓には賛成」と語った。

文書は自民党の国会議員有志50人の連名で、都道府県議会議長のうち自民系の約40人に送ったとされる。選択的夫婦別姓の導入に反対し、地方議会で実現を求める意見書を採択しないよう求めたという。