伊勢 町の魅力、歌で紹介 二見浦小6年生がCD制作 三重

【制作したCDを紹介する「まちづくりグループ」の児童ら=伊勢市二見町荘の二見浦小学校で】

【伊勢】自分らの住む地域の魅力をたくさんの人に伝えようと、三重県伊勢市二見町荘の市立二見浦小学校の6年生が、町の自然や歴史、行事を盛り込んだ歌「みんなの二見町」を制作した。

本年度は地域学習の一環として総合的な学習の時間を活用し、6グループに分かれた6年生67人が地域住民との交流や体験を通して町内の自然、福祉、生産物、歴史などを学んだ。

歌作りの中心となったのは「まちづくりグループ」の7人。昨年6月ごろから歌詞の制作を始め、他のグループの児童らに話を聞いて町の魅力をまとめた。同市の作詞家・藤原巌さんも協力し、同校を訪れて「文字数をそろえ、テーマを設けて町のいい所を当てはめる」とアドバイスした。

7人は授業時間だけでなく休み時間や自宅で歌詞作りに取り組み、12月に完成。夫婦岩や海水浴場、同町の行事「二見大祭しめなわ曳き」などを盛り込んだ歌詞に地元のピアノ講師の女性が曲を付けた。

当初は3月19日の卒業式で歌う予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から当日に歌うことを取りやめ、児童らがマスクを付けたまま録音した歌声を流すことにした。町に由来するキャラクターを考えて歌詞カードに描き、卒業記念としてCD200枚を制作。お世話になった地域の人などにもCDを届ける予定という。

担任教諭は「コロナの影響でいろんな行事が中止になり特別な1年だったが、自分たちにできることに挑戦したのは大きな意味がある」と振り返った。児童らは「歌詞を作るのは大変だったが楽しかった」「歌を通して二見町を知ってもらい、好きになってほしい」と話していた。