東日本大震災の記録写真展示 桑名署「地震への備え考える機会に」 三重

【署員(右)から話を聞く来場者=桑名市新西方のイオンモール桑名で】

【桑名】東日本大震災からもうすぐ10年。三重県警桑名署は26日、被災地での警察活動を収めた記録写真などを展示した「震災から10年 東日本大震災写真展」を桑名市新西方のイオンモール桑名一番街2階のジャーディーモールで始めた。3月7日まで。

岩手、宮城、福島3県で撮影された50枚を展示。県警から出動した警察官が水に浸かりながら救助にあたる姿や、がれきの中での捜索活動、福島県内の避難所で被災者に寄り添う女性警察官の写真もある。

県警は地震発生直後から平成29年9月までに83回、延べ2113人の警察官を被災地に派遣。会場では、実際に岩手県宮古市に派遣されたという桑名署の警察官が、当時の様子を訪れた市民らに話していた。防災に関するチラシなども置いてあり、自由に持ち帰ることができる。

桑名市が協力して、災害対策用の仮設テント「プライベートルーム」や、避難所での被災者のプライバシーを守るためのパーテーション(間仕切り)式の「ファミリールーム」を設置している。

同署警備課の大原祐一係長は「(今月13日に)東日本大震災の大きな余震が起こったばかり。将来必ず起こる南海トラフ地震への備えを考える機会にしてほしい」と話した。