7カ月連続「持ち直し」 昨年12月の三重県内経済

三重県は26日、昨年12月の県内経済情勢を発表した。新型コロナウイルス感染症の影響が続いているものの、半導体など電子部品・デバイス工業を中心に生産活動の指標が上昇し、個人消費も堅調なことから経済情勢の判断を「厳しい状況が続いているものの、持ち直しの動きがみられる」と7カ月連続で判断。生産分野は「持ち直しつつある」、個人消費は「持ち直しの動きがみられる」、雇用情勢は「弱い動きとなっている」との見方を維持した。

鉱工業や製造業の活動状況を示す鉱工業生産指数は前月と比べて1・9%増の103・8で、2カ月連続で上昇。生産種別では、電子部品・デバイス工業と化学工業が前月を上回った。

消費分野では大型小売店の販売額が前年同月と比べて3・6%増の304億6900万円で、3カ月連続で前年同月を上回った。コンビニの販売額は、県全店で1・1%増の139億3300万円で3カ月連続で前年同月を上回った。

新車登録台数は前年同月比19・8%増の7372台で、3カ月連続で前年同月を上回った。新築着工数は2カ月連続で前年同月を下回り、798戸。有効求人倍率は1・08倍で、前月を0・02ポイント上回った。

県統計課は「昨年12月は感染が再拡大していた時期だが、回復傾向がみられた」と説明。先行きについては「12月下旬にGoToトラベルが停止し、1月には国から11都府県に緊急事態宣言が発出されているので、下押し要因が強い」としている。