三重県産材利用促進へ木づかい条例案 検討会、来月に県議会提出

三重県産材利用促進の条例検討会(田中祐治座長、11人)は26日の県議会全員協議会で、県産材の利用を促す「三重の木づかい条例案」を示した。来月5日の県議会本会議に提出する方針。

条例案は、木材の利用推進や森林が持つ多面的機能の発揮、林業の発展などを目的に策定。県産材を最優先に利用することや環境負荷の低減、県民や事業者に対する意識の高揚などを基本理念に掲げた。

県が公共施設を建設する際には原則として県産材を使用し、木造・木質化を図るよう義務付けた。同様の規定は県が公共施設を建設する際の方針には定めていたが、条例化は今回が初となる。

また、県民と事業者の責務として「木材を積極的に利用し、県が実施する木材利用推進の施策に協力するよう努める」などと明記。森林所有者の責務には「森林の適切な整備や保全に努める」と定めた。

自民党県議団(15人)の提案で設置した検討会が昨年1月から、条例案の策定に向けた調査を進めてきた。林業や建築関係の団体に対する聞き取りや現場への視察などを経て条例案を策定した。