来月上旬、19病院にワクチン到着 新型ウイルス、医療従事者対象 三重

【ぶら下がり会見で、ワクチン搬入の手順を説明する鈴木知事=県庁で】

鈴木英敬三重県知事は26日のぶら下がり会見で、医療従事者を対象とした「優先接種」に使用する新型コロナウイルスワクチンの「第1弾」が、来月の1―2週目に県内の19病院に届くと発表した。早ければ来週中に接種が始まる見通し。

県によると、19病院のうち9病院には来月1日からの1週目に届き、残る10病院には同月8日からの2週目に届く見通し。いずれの病院もワクチンを保管する専用の冷凍庫を備えている。

第1弾では2340バイアルのワクチンが県内に届く。1バイアル当たり5人換算で1万1700人分の接種に相当する。県内で優先接種の対象となった医療従事者の約2割に接種できるという。

出荷量などに関する厚生労働省の通知を踏まえて県が搬入先を調整した。一部の施設で必要なワクチンの移送は県職員が担当する。「第2弾」の出荷時期について、県は「今のところ情報はない」としている。

また、県内の四病院で実施している医療従事者対象の「先行接種」は、25日までで558人に接種した。接種を受けた医療従事者からは、重い副反応を訴える声は寄せられていないという。

鈴木知事は会見で「ワクチンが届く病院が集中しては不公平感があるため、広く行き渡るようにした。第2弾以降も円滑に配布できるよう、医療機関と準備を進める」と述べた。