菓子セットをデザイン 津商業高生、製造2社と開発 教育長に紹介 三重

【完成した商品を木平教育長(前列中央)に紹介した生徒ら=三重県庁で】

三重県をアピールする商品などの共同開発を進めていた津市内にある菓子製造2社の代表と県立津商業高(同市)の生徒らが24日、県庁を訪れ、完成した菓子の詰め合わせセットと商品に使用するシールを木平芳定教育長に紹介した。

お焼屋と平治煎餅本店から「郷土愛を育みながら地元を支える人材を発掘したい」との相談を受けた県教委が同校に提案して実現。ビジネスプランナー育成の課題研究に取り組む10人の3年生が協力した。

生徒らは両社が製造する菓子を詰め合わせたセットを企画し、箱や帯のデザインなどを考案。「笑顔溢れる美し国三重」「意外とええやん三重県」などのメッセージを添えた商品のシールもデザインした。

生徒らが20、21の両日に津松菱(同市)で開かれた菓子のイベントで詰め合わせセットを販売したところ、用意した70個が完売。両社は生徒らがデザインしたシールを今後も商品に使用するという。

この日、生徒らは取り組みの成果や苦労した点などを木平教育長に報告。企画や開発のリーダーを務めた脇美優さん(18)は「買う側から作る側に回る貴重な経験でした。この経験を大事にします」と語った。

木平教育長は生徒の成果を「素晴らしい」と評価。「休校要請や夏休みの短縮など、コロナ禍で大変だったと思うが、卒業前に実践的な取り組みをしてもらえて良かった。この経験を生かしてほしい」と述べた。