菰野町 新年度予算案、一般会計133億円 行財政の体質改善に町長意欲 三重

【記者会見する柴田町長=四日市市諏訪町で】

【三重郡】三重県菰野町は22日、令和3年度一般会計当初予算案を発表した。前年度比1・1%減の133億1千万円。町議会3月定例月議会に上程する。

歳入では、町税は同5・5%減の55億5886万円。地方譲与税、交付金、交付税は同19・1%増の30億2858万円。

基金繰入金は同34・9%減の8億943万円。町債は同6・1%増の9億7760万円で、年度末の町債残高は108億1700万円の見込み。

歳出では、高齢者交流促進助成事業を目玉として、町民の安全・安心の確保、子育て支援の充実に重点配分した。

柴田孝之町長は「行財政運営に関する姿勢は示せたが、財政・行政の体質そのものを改善しなくてはいけないと思っている」と述べた。

主な事業は次の通り。
◆児童生徒用タブレット端末整備事業(8109万円)児童生徒が1人1台のタブレット端末を授業や家庭学習などで使用出来るよう整備。
◆緊急浚渫推進事業(1100万円)町管理河川の堆積土砂や樹木を継続的に撤去。河川氾濫などによる災害未然防止。
◆無人航空機(ドローン)活用事業(137万円)ドローンを活用して災害現場の情報収集や要救助者捜索。迅速な消防活動などにつなげる。
◆犯罪被害者等支援金給付事業(30万円)犯罪被害者等が受けた被害の早期回復、軽減、生活の再建に対して支援金給付。
◆高齢者交流促進助成事業(510万円)身近な地域に高齢者の集いの場を整備出来るよう各区に助成。高齢者の活動交流促進。
◆町民センター映像配信構築事業(544万円)国体の会場となる町民センターで、ホールのイベントの様子を外部に配信出来る環境整備。
◆三重とこわか国体開催連携事業(6645万円)スポーツクライミングとディスクゴルフ開催、安全かつ公平な競技実施に向けた取り組み。
◆コミュニティバス、のりあいタクシー運行事業(1億1891万円)運行形態を見直し、地域公共交通の確保を図る
◆空家等実態調査事業(400万円)実態調査、現状把握。総合的かつ計画的な対策を行い、空家等の利活用促進。
◆野良猫繁殖防止事業(51万円)野良猫の避妊去勢手術を行い繁殖防止、適正飼養の啓発。
◆観光名所づくり事業(1203万円)魅力ある観光名所づくりとして菰野富士など緑豊かな自然を地域資源として活用した整備。