新型ウイルス 新たに11人感染 鳥羽の介護施設でクラスター 三重

三重県は21日、40代―90代までの男女11人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。鳥羽市内の通所介護施設でクラスター(感染者集団)が発生。県内の感染者は延べ2476人となった。

県によると、新たに判明した感染者は、鳥羽市で6人、鈴鹿市と志摩市で2人ずつ、四日市市で1人。四日市市の40代男性会社員は周辺に感染者が確認されず、今のところ感染経路が分かっていない。

このうち鳥羽市の80代と90代の男女4人は、鳥羽市相差町の通所介護施設「デイサービスはつしま」の利用者。施設では16日に利用者1人の感染が判明し、他の利用者や職員が検査を受けていた。

県は21日、この施設を県内43例目のクラスターと認定。この5人は同じ日の利用が確認されたといい、県は施設内で感染が広がったとみている。施設は17日から通所者の受け入れを停止している。

また、クラスターが発生していた鈴鹿中央総合病院(鈴鹿市)でも入院患者2人の感染が新たに判明。当初の検査結果は陰性だったが、その後に発症するなどしていた。この病院の感染者は92人となった。

院内ではクラスターの発生から約1カ月が経過したが、感染者の判明が続いている。県医療保健部の三木恵弘次長は会見で「当初とは別の病棟に感染が広がったことなどが理由と考えられる」と述べた。