地元に再びアサリを 松阪漁協 漁業者の全国大会出へ 市長に報告 三重

【知事賞表彰を示す前田部会長(中央)と竹上市長(左)=松阪市役所で】

【松阪】三重県の松阪漁協採貝部会(93人)の前田晃一部会長(53)は19日、松阪市役所で竹上真人市長と面会し、第26回全国青年・女性漁業者交流大会への出場を報告した。

1月9―11日の県大会で「前浜に再びアサリを~俺たち漁師ができること~」を発表して知事賞を受賞し、3月2日の全国大会への出場を決めた。コロナ禍のため東京で開く全国大会にはリモートで参加する。

同漁協はアサリの採貝と青ノリ養殖がメイン。県内有数のアサリ産地だが、平成31年3月から全く採れない危機が続いている。

同部会はアサリを増やすため海底に小粒の砕石をまく漁場造成と、干潟への網の敷設に取り組み、手応えがあった。砕石をまく事業は年間400万円かかり、同市が半額を助成している。

前田部会長は「みんなで頑張ってやっている。アサリが採れない原因は一つではない。アサリの代わりにハマグリが採れている」と話し、竹上市長から激励を受けた。