新型ウイルス ワクチン、152施設で接種へ 県が計画を発表 三重

鈴木英敬三重県知事は19日の定例記者会見で、県内の医療従事者を対象とした新型コロナウイルスワクチンの「優先接種」に向けた計画を発表した。県内の152施設で約5万8900人に接種する方針。

計画によると、これら152施設のうち、26の「基本型接種施設」でワクチンを超低温で保管する専用の冷凍庫を設ける。この施設が、残る126の「連携型接種施設」にワクチンを移送する。

対象者のうち、病院勤務の医療従事者らが3万2千人、クリニックなどの医療従事者が1万4千人、歯科の勤務者らが4800人、薬局の職員が4500人、救急隊員らが3200人などとなっている。

県は17日付で接種計画を厚生労働省に提出した。一方、厚労省が助産師や医学部生のほか、接種の支援業務に当たる自治体職員らも対象にすると通知したことを受け、県は対象者の把握を進めている。

鈴木知事は会見で、施設の選定に当たっては「配送の合理性も踏まえながら、医師会や病院、市町と何度も議論を重ねてきた」と説明。県職員による配送の支援も計画していることを明らかにした。

優先接種のスケジュールについては「3月中旬には始めたいが、いつどれだけワクチンが供給されるか分からない中で、終期を決められるわけではない。丁寧で安全な接種を進めたい」と述べた。