津 大里小児童が光合成の実験 高田高生作成のビデオで授業 三重

【CO2吸収量を測る児童ら=津市大里窪田町の市立大里小で】

【津】私立高田高校(三重県津市一身田町)の生徒が作成した環境学習ビデオを活用した授業が18日、同市大里窪田町の市立大里小であった。4年生32人がビデオや測定器での実験を通じて植物の働きを学んだ。

3年前から同高と赤塚植物園(高野尾町)、名古屋産業大学(愛知県尾張旭市)が連携する環境学習の一環。コロナ禍で高校生による出前授業ができなくなったことから本年度はビデオを作成し、近隣の小中学校に測定器と共に貸し出している。

同小ではビデオを基に小田健太教諭が授業計画を作り、環境を学ぶ4年生の総合学習に位置づけた。

児童は植物が光合成でエネルギーと酸素を作る仕組みやCO2吸収量の変化をまとめたビデオを視聴。視聴前後には8つの班ごとに水に浸したサザンカの枝を実験用のケースに入れてCO2濃度の変化を測定した。

最初は600ppm以上あったCO2濃度が15分後は200―500ppmとすべての班で下がった。

今後は市内外の小中学校の要望を受け貸し出しに応じるほか、英語や中国語など4カ国語に翻訳し海外での活用を進めるという。