業務効率化に向け連携 三重県とコニカミノルタが協定締結

【協定書に署名した鈴木知事と山名社長=三重県庁で】

三重県とコニカミノルタ(東京都)は18日、自治体の業務効率化や生産性向上に向けて取り組む連携協定を締結した。同社が持つ自治体改革のノウハウを、県や市町の「スマート化」に活用する。

県によると、協定書は、県と市町の業務改善に向けた課題の抽出や分析、具体的な方策の検討に対し、同社が無償で協力すると定める。職員でなくても作業が可能な「ノンコア業務」の洗い出しも予定する。

同社は北海道や愛媛県のほか、県内の9市町を含む全国の約50市町と同様の取り組みを進めている。県や市町は改善の対象とする業務を選定した上で、来年度中にも最新技術を活用した実証実験を始める。

この日、県庁で締結式があり、鈴木英敬知事とオンラインで参加した山名昌衛社長が協定書に署名した。鈴木知事は「先陣を切って自治体の業務効率化に取り組んでいる同社と一緒に成長したい」と述べた。

山名社長は「デジタル社会推進局を作って行政サービスを向上させようとする県の考えに強く共感を覚える。表層的な取り組みでは本当の改革にはつながらない。地に足の付いた改革を進めたい」と語った。