いなべ市 新年度予算案、一般会計215億5000万円 三重

【記者会見する日沖市長=いなべ市役所で】

【いなべ】三重県いなべ市は16日、新年度当初予算案を発表した。一般会計は前年度比3・0%増の215億5千万円。18日開会の市議会3月定例月議会に、当初予算案を含む22議案を提出する。

歳入では、法人税割の税率引き下げによる影響などで法人市民税が大きく減少する見込みで、歳入全体の40・3%を占める市税は86億8千万円を計上。市債は17億9450万円。歳出では、衆院選やいなべ市議選が行われるため総務費が9千万円の増、民生費は2億4千万円の増、コロナワクチン接種事業を行うため衛生費は4億5千万円の増となった。条例は、公共施設名称整備、押印廃止、図書館移転、浚渫土処分場用地取得などに伴う条例の制定や一部改正を予定している。

記者会見した日沖靖市長は新年度予算について「市民の皆さんはコロナが不安だと思うので、これから始まるワクチン接種に万全な準備をする。コロナで世の中は必ず変わるが、変わってしまってからではなく、一歩先の改革をしたい」と強調。獣害に強い薬用植物である藍の栽培開始については「藍は鹿が食べないし、殺菌効果が高く、コロナにも効くと論文発表されている。藍染めは全国にファンがいるので、商品化などは民間が中心でも成立しうると考えており、SDGsの今の時流にも合う」と見通しを語った。