
剣道の全日本選手権大会県予選会と全日本女子選手権大会県予選会は14日、三重県亀山市野村2丁目の西野公園体育館であり、男子は和田優人(紀南支部)、女子は乗田美紀(鈴鹿支部)が優勝し、全国大会(3月14日・長野市真島総合スポーツアリーナ)の出場資格を得た。
全日本選手権、全日本女子選手権は当初、昨年秋に実施を予定していたが、新型コロナウイルスの影響で3月に延期された。県予選会に参加したのは学生から社会人までの男子23人、女子13人。基本的な感染症対策に加えて、マスクをした上で面を被る▽つばぜり合いの禁止―など競技独自の対策を取って行われた。
感染拡大防止で強化活動を自粛している県警所属の選手が出場を見送った男子の部決勝は学生同士の対決となり、大阪体育大3年の和田が、東海大4年の中村文哉を下した。