全国知事会 対策チーム、ワクチン接種で初会合 三重県知事、国へ要望取りまとめ

【特別対策チームの初会合に出席する鈴木知事=三重県庁で】

全国知事会の新型コロナウイルス感染症のワクチン接種特別対策チームは15日、オンラインで初会合を開いた。副リーダーの鈴木英敬三重県知事は、都道府県から接種の課題などを聞き取る役割を引き受けた。

県によると、対策チームは全国で円滑なワクチン接種を進めることを目的に設置。鈴木知事が6日にあった全国知事会の緊急対策本部で設置を提案し、平井伸治鳥取県知事がリーダーに就任した。

鈴木知事は都道府県に接種に関するアンケートを実施して国への要望をまとめるほか、先進事例を共有する。同じく副リーダーの村岡嗣政山口県知事は、接種の予約などに関するシステムの意見集約を担う。

鈴木知事は会議で「ワクチンの接種に当たっては、情報、ヒト、モノ、カネという4つの不足がある」と指摘。「国や市町村と連携し、全国で一斉に接種が進められるようにしたい」と述べた。

この日は全国市長会の立谷秀清会長や全国町村会の荒木泰臣会長ら5人がオブザーバーとして出席。両会長は政府に対し、ワクチンの供給時期や副反応などに関する情報を迅速に提供するよう求めた。

鈴木知事は会議の後、報道陣の取材に「システム以外の部分を全てやるという職務を仰せつかり、身の引き締まる思い。全国の工夫を結集し、接種を速やかに進める役割を果たしたい」と語った。