受賞記念の生け花並ぶ 四日市市文化功労賞、熊本さん作品展 三重

【受賞記念の作品を紹介する熊本さん=四日市市安島の市文化会館で】

【四日市】三重県四日市市三ツ谷東町の草月流華道師範会理事の熊本梨里さん(79)は13日、同市安島の市文化会館で「令和2年度・市文化功労賞受賞記念いけばな展」を開いた。「活力」をテーマに、大小の作品32点を展示している。14日まで。

真竹約200本を使って竹林をイメージした作品を背景に、白いモモの花々に濃いピンクの花をあしらった作品やオレンジ色のボケの花と白い大輪の花の競演などが並ぶ。また、光を受けて輝く樹氷を、紙粘土や小麦粘土の粒で表現した造形作品も展示している。

過去の作品の中から特に思い出深い作品を再現した「追憶作品」コーナーや、教え子有志による「社中作品」もある。

熊本さんは、指導者として長年後進の育成に尽力し、市の文化振興に大きく貢献したとして市文化功労者表彰を受けた。「身に余る栄誉を何かでお返したいと記念展を思い立ちました。コロナ禍を乗り越えていく活力を感じていただけたら幸いです」と話していた。