コロナ禍、特別職報酬据え置き答申 松阪市審議会

【水谷会長代理(右)から答申を受ける竹上市長=松阪市役所で】

【松阪】三重県の松阪市特別職報酬等審議会(会長・岩﨑恭彦三重大学人文学部准教授、8人)は12日、市議会議員の報酬額と市長・副市長・教育長の給料額について、期末手当の支給率と併せ「据え置くことが適当」と、市役所で竹上真人市長に答申した。コロナ禍のため。

1月14日に諮問され、審議会を3回開いた。

報酬・給料の現行額は県内各市に比べ「やや低い」として引き上げが望ましいとする見解が多数あったが、「新型コロナウイルスの感染拡大により、令和3年度の市税収入が20億円の減となる見込み」「多くの市民が不安を抱えながらの生活を強いられている」として、「現時点で引き上げとするのは非常に難しい」と結論。「引き上げについては次年度以降において状況を見据えながら改めて判断していく」とした。

議員報酬については、「議員のなり手不足の問題などが指摘されていることからも、引き上げについて検討を行っていく必要がある」という意見も出た。

期末手当は、据え置きが妥当の意見が、引き下げが望ましいの意見を若干数上回った。

会長代理の水谷勝美同市自治会連合会会長から答申を受け取った竹上市長は、「コロナで税収が落ち込み、厳しいかじ取り。報酬に見合う働きを頑張ってやっていきたい」と述べた。

報酬・給料の現行月額は、市長99万3千円(賞与4・5カ月)▽副市長77万円(同)▽教育長66万7千円(同)▽議長55万8千円(3・4カ月)▽副議長49万8千円(同)▽議員44万円(同)。年間額は計2億5661万円。