風流踊を再提案へ 伊賀の神事踊など ユネスコ無形文化遺産に

国の文化審議会は12日、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に、全国各地に伝わる盆踊りなどの民俗芸能を「風流踊」として再提案すると決めた。三重県伊賀市の勝手神社の神事踊も前年度に続き、候補入りした。各地の類似行事をまとめて一つの遺産とみなし、一括登録を目指す。関係省庁の連絡会議で審議し、3月末にユネスコに申請書を提出する。登録されれば、県内で4例目となる。

政府は昨年3月にも全国23都府県の計37件を風流踊として提案したが、国内から別の候補が選ばれた。今回は24都府県の41件に増やし、再提出する。来年11月ごろに登録の可否が決まる見通し。

勝手神社の神事踊は、太鼓を使った「かんこ踊り」と呼ばれる民俗芸能の一つ。毎年10月の神社の秋祭りで氏子が披露する。飾り付きのしな垂れた細い竹を背負い、飾りをなびかせながら踊る。

ユネスコ無形文化遺産は国内で22件。県内では、「桑名石取祭の祭車行事」(桑名市)と「鳥出神社の鯨船行事」(四日市市)、「上野天神祭のダンジリ行事」(伊賀市)が平成28年に「山・鉾・屋台行事」として登録された。