新型ウイルス 8人感染、1人死亡 志摩病院でクラスター 三重

三重県は11日、30代―80代までの男女計8人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県立志摩病院でクラスター(感染者集団)が発生。県内の感染者は延べ2361人となった。

また、県は新型コロナウイルスの感染が判明して県内の医療機関に入院していた60代の男性が10日に死亡したと発表。入院後に重症化したという。県内感染者の死者は41人となった。

県によると、新たに判明した感染者は、津市と伊勢市で3人ずつ、鈴鹿市と志摩市で1人ずつ。津市の2人と伊勢市の3人は周辺に感染者が確認されず、今のところ感染経路が分かっていない。

このうち志摩市の50代女性は、県立志摩病院から院内での業務を受託している会社の従業員。勤務していた病棟で看護師や入院患者ら複数の感染者が判明したことから、検査を受けていた。

この病棟で判明した感染者は5人となり、県は11日、県内40例目のクラスターと認定。院内で感染が広がった可能性もあるとみて、この病棟以外で勤務している285人の職員らも検査する。

津市と伊勢市に住む30代―40代の男性3人は、三重刑務所(津市)や三重刑務所伊勢拘置支所(伊勢市)で勤務する刑務官。3人とも今月上旬から症状があり、9日に検査を受けて陽性と判明した。

三重刑務所によると、3人は事務作業や被収容者の処遇を担当していた。いずれの勤務先も3人以外に症状のある同僚や被収容者はいないといい、三重刑務所は「施設の運営に支障はない」としている。