大紀町の魅力をPR 地域おこし協力隊3人 特技や経験生かす 三重

【大紀町の魅力のPRに取り組む地域おこし協力隊の(右から)高林さん、朝日勇人さん、友江さん=同町崎で】

【度会郡】三重県大紀町の一般社団法人「大紀町地域活性化協議会」に所属する、地域おこし協力隊3人がそれぞれの特技や経験を生かし、町の魅力のPRに取り組んでいる。

体験型観光や地域資源を活用した特産品開発、農林漁業体験民宿を中心とした訪日外国人団や国内教育旅行などの受け入れに力を入れる同協議会に、令和元年10月から津市出身の高林和希さん(37)、同2年10月に愛知県から移住した朝日勇人さん(45)、友江さん(33)夫妻が協力隊として仲間入りした。

接客を伴う仕事を経験しスポーツ好きの高林さんは、エスコートライダーやグリーンツーリズムインストラクターなどの資格を取得。電動アシスト付きスポーツ型自転車「E―bike」で自然豊かな町内を巡り、民泊施設での地域食材を使った食事と自然体験が楽しめるツアーのガイドとして活躍。「大紀町を知らない人が多いのでこんなにいい所があることを知ってもらいたい」と話す。

田舎暮らしがしたいと思っていた朝日さん夫妻は友江さんが同町錦出身ということもあり、協力隊の制度を知って応募した。グラフィックデザインが得意な友江さんはイベント販売で使うPOPや会場の空間デザイン、チラシ制作などを担当。地元に貢献できる喜びを感じているという。

飲食店を経営し、元料理人の勇人さんは特産品開発を任され、イベント販売用に伊勢まだいと松阪牛を使ったおにぎり2種類を商品化。町の特産品の良さを最大限に生かすことをモットーに、現在はラーメンの開発に取り組んでいる。

今後は、同町の移住・定住に関する情報発信サイトで、移住定住コーディネーターとして相談窓口を担当するほか、同サイトや同協議会のユーチューブチャンネルでも町の魅力や3人の活動を配信していく予定。

3人は「みんなで協力して一つの事業をやってみたい。大紀町の良さを発信し、移住者の増加につなげていきたい」と意気込んだ。