昨年の三重県内 刑法犯1762件減の8560件 特殊詐欺は増加 県警発表

三重県警は8日、令和2年の県内の治安情勢を発表した。刑法犯の認知件数は前年同期比1762件減の8560件だった。

県警刑事企画課によると、殺人や強盗、強制性交などの重要犯罪の認知件数は同6件減の71件。検挙率は5・2ポイント上昇の100%だった。侵入盗や自動車盗などの重要窃盗の認知件数は同253件減の1015件。

生活安全企画課によると、特殊詐欺事件の認知件数は同30件増の122件。被害額は4億2820万円だった。122件のうち、94件は高齢者が被害に遭っており、同課の担当者は「常時、留守番電話に設定にしたり、自動通話録音警告機を導入したりと防犯対策をしてもらいたい」と呼び掛ける。

交通企画課によると、物損・人身事故の総事故件数は同8240件減の4万9216件。交通事故による死者数は73人で、統計を取り始めた昭和29年以降で最少となった。

同課の担当者は「これからも安全運転してほしい。歩行者と自転車に乗る人も引き続き交通ルールを守ってほしい」と話した。