新型ウイルス ワクチン冷凍庫到着 県内3病院に、医師ら優先接種 三重

【納入された保管用の冷凍庫=県立総合医療センターで】

新型コロナウイルス感染症のワクチンを保管する超低温冷凍庫が8日午後、県立総合医療センター(四日市市)など三重県内3病院に到着した。医療従事者らを対象に実施する「優先接種」で使われる予定で、早ければ来月中にも開始する見通し。

県によると、冷凍庫は米ファイザー社のワクチンを零下75度で保管するために、国が調達した。大きさは幅55センチ、奥行き68・5センチ、高さ94・5センチ。最大で接種2万3400回分に当たるワクチンのバイアル(医療用ガラス瓶)を保管できる。

午後1時ごろ、四日市市日永の県立総合医療センターに冷凍庫が到着し、製剤室に設置された。白木克哉副院長は「まずは院内と近隣医療機関の医療従事者の接種を実施する。準備は着々と進んでおり、しっかりと接種できるようにする」と語った。

県は県内で優先接種を受ける医療従事者を約5万5千人と想定。政府は副反応の有無などを調べるため、優先接種に先駆けて、全国の医療従事者約1万人を対象とした「先行接種」を開始する。県内では、三重病院など4病院で実施される予定。

この日は同センターのほか、いなべ総合病院(いなべ市)と市立四日市病院(四日市市)にも冷凍庫が届いた。先行接種の対象となっている4病院にはすでに6日に到着している。先行接種分を含めると18日までに県内26病院に計27台が搬入される予定。