鳥羽水族館 新人がオットセイ初ショー 坂下さんデビュー 三重

【新人トレーナーとして初舞台に臨む坂下さん=鳥羽市の鳥羽水族館で】

【鳥羽】鳥羽水族館(三重県鳥羽市鳥羽三丁目)で昨年入社した新人トレーナーの坂下綾音さん(21)が7日、ミナミアフリカオットセイとの初めてのショーに臨んだ。千葉県船橋市出身という坂下さんは「コロナで両親に来てもらえなかったのは残念だが、いずれ成長した姿を見せたい」と話した。

坂下さんは東京動物専門学校(千葉県)を卒業後、昨年3月に同館に入社。約1カ月間の研修を経て飼育研究部アシカショーチームに配属されると、トレーナーとしてほぼ毎日アシカやアザラシの世話をしながらショーに向けたトレーニングを重ねてきたという。

デビュー戦のこの日は、メスのミナミアフリカオットセイ「サン」をパートナーに、先輩のチームと2組で約15分間のショーに出演。観客らを前に、ボールを使ったキャッチボールやダンス、輪投げなど約10種目の演目を披露した。

練習では自分もプールに落ちるなど失敗していたという輪くぐりジャンプも、本番では無事成功。ショーを終えた坂下さんは「緊張してタイミングがずれたところもあったけど息が合っていたと思う。80点くらいの出来」と振り返り、「デビューが一つの目標だったので両親に直接見てもらえなかったのは少し寂しい。いつか成長した姿を見てもらえたら」と話していた。