新型ウイルス 新たに27人感染、1人死亡 重症者14病床で過去最多 三重

三重県は6日、10歳未満―90代までの男女計27人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。入所者の感染が新たに判明した県内の介護施設では、98人が検査を受ける。県内の感染者は延べ2325人となった。

また、県は新型コロナウイルスに感染して県内の医療機関に入院していた70代男性が5日に死亡したと発表した。入院当初は無症状だったが、容体が急変した。基礎疾患があったという。県内感染者の死者は35人となった。

県によると、新たに判明した感染者は、松阪市で6人、鈴鹿市と津市で各4人、亀山市と伊勢市で各3人、志摩市で2人、四日市市、伊賀市、朝日町、菰野町、紀北町で各1人。このうち5市町の7人は感染経路が分かっていない。

介護施設に入所する松阪市の90代女性は5日に発熱し、呼吸困難になったため、検査を受けたところ陽性と判明した。県が施設職員や入所者ら98人を対象に検査を進めている。

一方、志摩市の70代女性は、同市でクラスター(感染者集団)が発生したカラオケ喫茶の2件目の店の客。この店舗で判明した感染者は12人となった。女性と一緒に来店した友人も検査を受ける。

クラスターが発生していた鈴鹿中央総合病院(鈴鹿市)では、看護師1人の感染が判明し、院内の感染者は85人に。同じくクラスターとなった武内病院(津市)や市立四日市病院(四日市市)でも看護師各1人の感染が判明した。

県内の6日時点の病床使用率は52・5%で、5日ぶりに50%を超えた。県が53床確保している重症者用病床のうち、使用しているのは14床で、過去最多となった。