松阪・はにわ館 壁面が丸い家形埴輪 あすから清水谷古墳速報展 三重

【清水谷6号墳から出土した壁面が丸い家形埴輪(左)など(松阪市提供)】

【松阪】三重県松阪市の市文化財センターは6日から、同市外五曲町のはにわ館で清水谷6号墳(同市嬉野天花寺町)の発掘調査速報展を開く。屋根は四角だが壁面は丸い、全国的にも珍しい家形埴輪(はにわ)が見つかった。会期は3月14日まで。

工場と物流施設の工事に伴い約400平方メートルを調査した。直径約11メートルの円墳で墳丘は削られていた。周りを巡る幅約2メートルの溝から埴輪や須恵器、土師(はじ)器が多数出土した。遺物の特徴から5世紀終わりごろ造られたとみられる。

埴輪は円筒埴輪が多くを占め、人や動物の形象埴輪も出土。壁面が丸い家形埴輪はほぼ完全な形に復元できた。

同センターは「通常家形埴輪の壁面は四角ですが、この家形埴輪は円筒埴輪のように丸いという全国的にも珍しい特徴を持ちます」と説明している。

同館の冬季企画展「こんなの出ました!」(入館料110円・18歳以下無料)に合わせてロビーで開く。問い合わせは同館=電話0598(26)7330=へ。