志摩市長 慎重な行動呼び掛け クラスター相次ぎ 三重

【市内2件のクラスター発生を受けて拡大防止に向けた行動の徹底を呼びかける橋爪市長=志摩市役所で】

【志摩】三重県の志摩市内で先月末から立て続けに新型コロナウイルスによるクラスターが発生している事態を受けて、橋爪政吉市長は4日、臨時の記者会見を開き、「市の緊急事態。拡大を食い止めるためにもどうか慎重な行動を」と呼びかけた。

同市内では3日現在、54人の感染を確認。年明け以降の感染事例は47人と急増しており、このうち1月31日には5人、2月2日には9人の感染がそれぞれ別のカラオケ喫茶店舗の利用客らから確認され、県内で37、38例目となるクラスター(感染者集団)に認定された。

橋爪市長は「いずれも高齢者を中心に派生して家庭にも感染が広がっている。対策チームを結成して県と共に調査を進めていきたい」と述べた。

現状で市独自の自粛要請は実施しない方針とし、「これまで南の地域は感染者が少なかった。庁内でも感染拡大防止に向けて呼びかけをしていたが至らなかったと痛感している。あらためてもう一歩踏み込んだ部分で啓発を重ねる必要がある」と述べた。