
【鳥羽】三重県伊勢市の伊勢学園高校の3年生が3日、鳥羽市安楽島町のホテル「グランドエクシブ鳥羽」で、テーブルマナーを学びながらフランス料理のフルコースを楽しんだ。
礼儀作法を学ぶ教養科授業の集大成として、3年生を対象に毎年ホテルでのマナー講習を開いている。今年は新型コロナウイルスの影響で実施が検討されたが、高校生最後の思い出にしてほしいと、アクリル板設置やテーブル数の調整、会話を控えめにするなど対策を取って実施。196人が4日間に分かれて体験する。
用意されたメニューは、前菜とスープ、魚料理やメインの牛ロース肉グリルなど。ホテルスタッフの仲神寿樹さんが講師となり、食事する姿勢やナイフとフォークの使い方といった基本作法を手ほどきし、着用していたマスクの置き方や会話する時の気配りなど、コロナ禍のマナーも伝えた。生徒たちは教わったことを実践し、和やかに料理を満喫した。