津・三重画廊 水谷朝義没後20年展始まる 欧州の風景画など油彩29点 三重

【水谷さんの作品が並ぶ会場=津市中央の三重画廊で】

【津】津市出身で平成13年に77歳で亡くなった画家の水谷朝義氏の没後20年の回顧展が3日、同市中央の三重画廊で始まった。県内外の画壇で活躍した水谷氏の油彩画29点を展示販売している。7日まで。

水谷氏は大阪市で美術教員をしながら制作を続け昭和51年に故郷に拠点を移した。絵画教室で後進を育成し同57年に旺玄会三重支部を創設。本展は同画廊が企画し20回目の命日と初日を合わせた。

スペイン、イタリア、フランスなどヨーロッパを題材に柔らかな色合いで丁寧に描いた風景作品と、躍動的なフラメンコダンサーの100号作品などがある。

20年以上指導を受けた奥山かず子さん(70)は「『絵に近道はない』と基本の大切さを教わった。情熱を持って教えて下さった」と振り返った。

娘の今井裕子さん(71)=津市白山町=と木原恵子さん(67)=愛知県半田市=は「描くことが好きで本能のままに描いていた。ご縁のあった方に見ていただけるといい」と話した。