鈴鹿市 災害時に応急物資供給 和光紙器と協定 三重

【災害協定を締結した本橋社長(右)と末松市長=鈴鹿市役所で】

【鈴鹿】三重県の鈴鹿市と梱包(こんぽう)包装資材製造販売業「和光紙器」(本橋志郎社長、埼玉県川口市)は3日、災害時の応急生活物資の供給に関する協定を締結した。避難所でのプライベート確保や感染症対策として、同社製段ボールベッドや段ボール間仕切りの供給で優先的に協力する。

組み立て式のベッドは幅82センチ、高さ32センチ、長さ180センチ。プライベート確保と安全を兼ねて頭上部分に天蓋(てんがい)を設けている。収納用の段ボール箱をベッドと同じ高さに設計し、並べると長さ2・2メートルとなり、高身長に対応する。耐荷重は約150キロ。

同社は平成12年、同市伊船町に鈴鹿事業所を開設。被災時には市の要請で同事業所を拠点に物資を配送する。市は有償で買い取る。

同市役所で協定締結式を開き、本橋社長は「梱包資材で培ってきたノウハウを基に、災害時対策品を作り始めた。少しでも地域の役に立つことができたら」とあいさつ。末松則子市長は「応急生活物資の支援は大変有り難く、心強い」と感謝した。