三重県 来年度の一般会計当初予算案 過去最大7882億円に 3年連続増

三重県は3日、令和3年度一般会計当初予算案の総額が7882億円に上ることを明らかにした。新型コロナウイルス感染症の対応や三重とこわか国体・三重とこわか大会(全国障害者スポーツ大会)などの費用がかさみ、過去最大となった。12日の県議会全員協議会で詳細を報告する。

県によると、一般会計当初予算案の総額は3年連続で増加し、前年度当初予算との比較では約475億円(6・4%)の増加。これまでは平成10年度の7801億円が過去最大だった。

各部局は当初予算案の編成に当たり、過去最大となる8183億円を要求していた。財政当局は要求を精査するなどして歳出を抑制したほか、一部は国の交付金で賄うなどして対応した。

当初予算案が過去最大となった主な要因は、新型コロナ対応の経費。各部局が新型コロナ関連で要求した総額503億5900万円の107事業は、ほとんどが要求通りに計上されたとみられる。

今年の三重とこわか国体・三重とこわか大会には、開催経費などで要求通りに87億円を計上したとみられる。これにより、両大会の費用は令和元年度からの3年間で115億円に上る見通し。

当初予算案と一体で編成した本年度2月補正予算案は、一般会計に335億円を追加する。本年度末で期限を迎える予定だった国土強靱(きょうじん)化緊急対策の延長に伴い、防災関連の公共事業費を計上した。